2019年05月10日

論文式試験問題集の使い方や勉強の進め方について質問をいただきましたので私見についてお答えしたいと思います。


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私は1年で予備試験合格を目指しているものです。質問が2つありご教授いただけたら幸いです。
まず1つ目、試験対策問題集予備試験論文を読んだり、参考答案を写したりする際に、問題集の中で出てきた問題は解けるようにした方がいいのか、それとも知識のインプットができればいいのかどちらでしょうか?
2つ目に、1年で予備試験、その来年に司法試験があるとするとどのようなスケジュールを立てればいいでしょうか?短答対策はその科目の論文対策が終わった後すぐにやる方がいいのか、それとも年明けからまとめてやる方がいいのか、論文問題集の読み込み・過去問分析・短答対策にどれくらいをかければいいのかなどを迷っています。個人差があることや勉強の進み具合によって変わるのは承知していますが、あくまで理想的なスケジュールということでいいので教えて頂けると嬉しいです。
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  • ●論文式試験問題集の使い方について

論文式試験問題集を使う場合,重要論点については参考答案と同じような内容の文章を書けるようにしておいたほうが良いです。

というのも,少なくとも重要論点について参考答案と同じような内容の文章をスラスラと書くことが出来ない程度のレベルだと,本試験で合格点を取れない可能性が大きいからです。

「予備論文問題集」に関して言えば問題数が少ないので,全ての問題についてて参考答案と同じような内容の文章を書けるように訓練をしておいたほうが良いと思います。

丸暗記をする必要まではありませんが,参考答案に出てきた「規範」と「定義」は本試験までに正確に書けるようにしておくべきです。暗記に自信がない場合には答練や試験直前の1週間~2週間程度で正確に暗記できるように予め準備をしておくべきです。

私は暗記が苦手だったので,覚える事項をパソコンでまとめたり,電子書籍化した書籍のうち覚える箇所に印を付けておいて,答練の直前と本試験の直前に一気に暗記をするようにしていました。









  • ●勉強のスケジュールについて

今から1年後の予備試験合格を目指すとすれば,時間的に厳しいので私であれば以下のようなスケジュールを組むと思います。

スケジュールはあくまで予定なので,勉強の進み具合によって適宜調整をしていきます。


  • ○論文式試験対策

  • 《今から7月頃まで》

・「試験対策問題集 予備試験論文」(憲・民・刑・商法・民訴・刑訴・行政7科目)を何回か読む。あるいは,「試験対策問題集 司法試験論文」のAランクの問題(それぞれ30問程度)を何回か読む。

・法律実務基礎科目対策として,「伊藤塾試験対策問題集 予備試験論文」の「刑事実務基礎」と「民事実務基礎」を何回か読む。

・7科目については出来ればこの時点で参考答案と同じような内容の文章を書けるようにする(結構大変ですが)。

・法律実務基礎科目については,この時点では完成度が低くてもあまり気にしない。



  • 《8月から9月頃まで》

・少なくとも過去5年分程度の予備試験の論文式試験の過去問を実際に解いて答案を作成し(最初はまともな答案が書けなくても気にしない),辰巳法律研究所の「ぶんせき本」を読んで,自分の書いた答案の良い箇所,ダメな箇所をピックアップする作業を繰り返す。全く答案が書けない場合には基本書や問題集等を参照しても良いのでとにかく自分で答案を作るという作業をしてみる。

・余裕があれば予備校の答練を受けて復習をする。ただし普通の人であれば「試験対策問題集 予備試験論文」又は「試験対策問題集 司法試験論文」の理解度がまだ低いと思うので,その場合は「試験対策問題集 予備試験論文」又は「試験対策問題集 司法試験論文」を読みながら分からない部分について基本書や予備校本などを読んで,論点に関する理解を深めていったほうが良いと思います。


  • 《10月から1月頃まで》

・余裕があれば予備校の答練を受けて復習をする。ただし,過去5年分程度の予備試験の論文式試験をやり終わっていない場合や,「試験対策問題集 予備試験論文」又は「試験対策問題集 司法試験論文」の理解度がまだ低いと感じる場合には,答練を敢えて受験せずに,過去問の分析や,論文問題集を分からない部分について基本書や予備校本などを読むという勉強をしても良いと思います。


  • 《2月頃から6月頃まで》

・勉強が多少遅れていても遅くともこの頃には予備校の答練を受験して復習するという勉強を開始する(司法試験予備試験用六法だけを使って基本書などを見ずに時間内に答案を作成できるように訓練をする)。点数が悪くても復習をすることが大事なので,答練を通じて知識や理解に穴があると感じた部分は基本書や予備校本を読む等してきちんと復習をしておく。



・この頃に全国模試があるので受験する。

・答練や全国模試の結果を見ると,自分の不得意な科目や分野がはっきりしてくると思うので,苦手分野を中心に復習をしていく。

・論文プロパーの基本的な知識に不安を感じたら,伊藤塾の「新ステップアップシリーズ」等,薄めの参考書を読んで知識に穴や不十分な点がないか確認し,穴等があれば補充する(この時期になって勉強の範囲を広げすぎると逆に基本的な部分が疎かになってしまう可能性があるので,勉強の範囲を基本的な事項に絞っていったほうが合格出来る可能性が上がることが多いです。)。

・余裕があれば予想答練を受験して復習をしておく。


  • 《6月中旬から本番まで》

・規範や定義を正確に覚えていない場合には,伊藤塾の「試験対策問題集 予備試験論文」「試験対策問題集 司法試験論文」の復習をしたり,辰巳法律研究所の「趣旨・規範ハンドブック」などを使うなどして規範や定義を出来るだけ正確に暗記していく。ただし,「趣旨・規範ハンドブック」の中には出題頻度が低いものも含まれているため,時間的な余裕がない場合には「★」マークがついている箇所など,重要なものを中心に暗記をしていく。

・例年,辰巳法律研究所の「ハイローヤー」という雑誌で「予備試験論文試験直前期『ヤマ当て』」という特集が組まれるので,買って読んで準備不足の論点がないかチェックをし,不足があれば知識・理解の補充をしておく(公法系と刑事系はヤマが当たることが結構あります。)。

・その他は「6月以降」と同じ。


  • 《本番が終わったら》

・本番が終わったら自分が何を書いたのか忘れる前に必ず再現答案を作っておく(もし不幸にも不合格となった場合,再現答案を作っていないと何故不合格となったのかという分析が出来ず,次年度も不合格となってしまう可能性が高くなってしまうからです。)。


  • ○短答式試験対策

  • 《今から3月頃まで》

・辰巳法律研究所の「肢別本」か「司法試験&予備試験短答過去問パーフェクト」,スクール東京の「司法試験・予備試験 短答 過去問集」などから,自分の好みの問題集を買い(取りあえず1種類で良い),3月頃まで少なくとも3回,できれば5回は回せるようなスケジュールを組み,1日に解く問題数を決めて解いていく(余裕を持って解けた問題には印を付けておいて次回以降は飛ばすようにして時間を節約する。)。

・最初のうちは,1日目に「第1問から第50問まで」をやったとしたら,2日目に1日目の復習として「第1問から第50問まで」をやり,さらに「第51問から第100問まで」やるというふうに,短期間で復習を入れると記憶に残りやすいと思います(短答式試験対策はとにかく反復をして覚えていくという「作業」です。)。



・余裕があれば答練を受ける。ただし,短答式に関しては過去問が解けるようになれば合格点は取れるので無理をして答練を受験する必要はないと思います。短答式の答練を受験する主なメリットは受験生の中の自分の立ち位置を把握して,スケジュールを修正していく(苦手科目に多く時間を配分する等)点にあります。

・短答式試験対策はとにかく反復をして覚えていくという「作業」です。

・なお,時間不足に陥る可能性がある場合には,体系別の問題集ではなく,年度別の問題集を買っ た上で「30年度を解けるようになったら29年度をやる。29年度が解けるようになったら28年度をやる・・・。」という方法を取ると,途中で終わってしまったとしても全範囲を網羅的に勉強することが出来ますが,体系的に知識を入れることが出来ないので効率はあまり良くありません。

・「肢別本」で短答式の知識をインプットした場合,肢の切り方の訓練が出来ていないので,答練を受けるか,年度別の短答式問題集を買って数年度分の過去問を解いてみて,肢の切り方に慣れておく。



  • 《4月以降》

・4月頃から5月頃にに全国公開模試があるので受験し,きちんと復習し,模試と同じ問題が出た際に対応できるようにしておく。




  • ○一般教養

・一般教養については過去問を解いてみてそれなりの点が取れそうであれば対策をしなくても良いと思いますが,点が全く取れないような場合には予備校の一般教養対策講座を受ける等をして対策をしておいたほうが良いと思います。ただし,時間をかけすぎても時間に見合った効果は上がらないと思いますので,法律分野の勉強とのバランスに注意をしたほうが良いと思います。



以上が私が考えるスケジュールですが,おそらく実際にやってみた際には,進捗に応じてスケジュールを変えていくと思います。

私は受験生時代にエクセルで本試験までの総勉強時間と,各科目及び分野毎の勉強の進み具合を整理していて「短答式対策が遅れがちなので勉強時間を増やそう」とか「刑法と刑訴の論文については答練で毎回それなりの点が取れているので勉強時間を減らして他の科目に充てよう」とか常に時間配分を調整していました。

自分でスケジュールを管理するのが苦手な人は予備校のパックになっている講座を受けるとペースメーカーになると思います。ただし,集中力がない人が何も考えずに予備校のパック講座を受けるとダラダラと講義を受けるだけになってしまい逆に効率が悪くなってしまうことがありますので,全てを予備校任せにするよりも,自分の頭で考えてスケジュールを組んだり臨機応変に変更していったほうが効率的に勉強が出来ると思います。


Comments(6) |  │   (20:25)

司法試験論文問題集等についても質問をいただきましたので個人的な考えについてお答えしたいと思います。

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もう一つ質問させていただきます。
伊藤塾の憲法の司法試験論文問題集は改訂年度が古くアマゾンレビューによるとあまり予備試験の採点基準にそっていないそうですが、その場合、予備論文問題集で良いのでしょうか?
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確かに伊藤塾の憲法の司法試験論文問題集は予備試験の採点基準を意識して作っている訳ではないと思いますが,初期の段階では採点基準を意識した勉強をいきなり始めるよりも,コンパクトな論文問題集等を使って基本的な知識のインプットに軸足を置いたほうがその後の勉強を効率的に進めることが出来ると思います。

私が早い段階で伊藤塾の司法試験論文問題集を読むことをおすすめしているのは,論文試験で問われる可能性のある基本的な知識を短期間でインプットするのに便利であるからです。

伊藤塾の憲法の司法試験論文問題集の問題と参考答案は,旧司法試験形式でコンパクトである分,予備試験や新司法試験形式の問題集と違って早く回すことができ,その分必要な論文用の知識を効率的にインプットすることが出来ます。

また,予備試験や司法試験の採点基準を意識した勉強をするためには,論文試験で問われる可能性のある基本的な知識をインプットしておく必要がありますが,基本的な知識がないまま予備試験や司法試験の採点基準を意識した勉強を始めてもあまり効率的ではありません。

受験生の中には,採点基準うんぬん以前の問題として,司法試験論文問題集に書いてあるような基本的な知識すらまともに書けずに酷い点をとる,という人も少なくありません。

例えば,以前に司法試験の憲法の論文式試験で政教分離の問題が出たことがありましたが採点基準以前の問題として,そもそも「宗教団体」や「宗教的活動」の規範を正確に書けていない受験生や,そもそも論点に触れていない,論点を間違えている受験生が結構な割合でいました。

ですから,伊藤塾の司法試験論文問題集を読んで知識をインプットする最初の段階では,予備試験の採点基準を意識した勉強をするよりも,まず基本的な知識をインプットすることに重点を置いたほうが良いと思います。

基本的な知識を正確にインプットしておけば,後は答練や論文式試験の過去問を繰り返しこなしていくことで,採点基準に対応できるような実力は付いていきます。



憲法に関して言えば,司法試験論文問題集の人権の分野の「ケース」以外の基本問題の問題を見て,参考答案と同じような内容の文章を書けるようになれば(定義と規範以外は丸暗記をする必要はありません),本試験の採点基準を意識した勉強(答練や論文式試験の過去問の検討)も効率的に進められると思います。


なお,「予備論文問題集で良いのでしょうか?」という点については,「予備論文問題集」は確かに予備試験の採点基準を意識した記載もありますが,問題の絶対量が少なめなので,知識に穴が出来やすいと思います。

そのため,伊藤塾の「予備論文問題集」を使うのであれば,時間に余裕があれば「司法試験論文問題集」の「ケース」以外の基本問題のうち,司法試験論文問題集の人権の分野の「ケース」以外の基本問題を回した上で,「予備論文問題集」にとりかったほうが良いと思います。

あるいは,「予備論文問題集」は「司法試験論文問題集」よりもコンパクトなので,時間に余裕がない場合には,知識に穴が出来ることを前提とした上で「予備論文問題集」を何回か回し,早めに予備校の答練,論文式試験の過去問の分析,短答式対策に移り,答練や短答式対策の中で知識の穴を埋めていく,という方法で乗りきるという方法もあると思います。

このように「予備論文問題集」の問題の量の少なさを他でカバー出来るのであれば,「予備論文問題集」を使っても良いと思います。


「予備論文問題集」と「司法試験論文問題集」の使い分けについては,「●論文問題集の使い分けと論文式試験の対策について」という記事にも書いていましたので,そちらも参考にしていただければと思います。


Comments(1) |  │   (20:23)

質問をいただきましたので,私見について回答をさせていただきたいと思います。

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お忙しいところ質問させていただきます。
答練は受けた方がいいのでしょうか?また、予備校によっては予備試験と採点基準が違う答練もあるそうですが、受けるとしたらどのような答練がいいのでしょうか?
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  • ○答練を受けておくメリットについて

私は法科大学院ルートで司法試験に合格したため予備試験の答練は受験していませんので,司法試験の答練を前提としてお話をさせていただきます。

「予備試験と採点基準が違う答練もある」という点については,どの予備校の答練も予備試験(本試験)とは採点基準は違うと思います。

予備試験や司法試験の問題は非常に良く練られているため,予備試験や司法試験の採点基準と答練の採点基準が違うのはある意味仕方ないことです(予算も問題の質のレベルも全く違います。)。

しかし,だからといって答練を受験する意味がないかというとそうではなく,実際に時間を計って見たことのない問題を時間内で仕上げるという能力を身につけるためには答練は優れたツールですし,答練を受けていないと答練を受けている他の受験生に知識的な差を付けられてしまうこともあります。

また人間とは弱い生き物で,答練のように強制的に「時間を計って何も見ずに答案を書く」という機会がないと,答案を書く訓練を疎かにしたまま本番を迎えてしまうことが多く,本番で時間内に答案を仕上げることが出来なかったり,未知の問題でパニックを起こして意味不明な文章を書いてしまったりして,不合格の可能性が高まっていきます。

なので,答練は1クールだけでも良いので受験しておいたほうが良いと思います。

採点基準の感覚(何をどう書けば点に結びつくかという感覚)に関しては答練とは別に過去問の分析をすることで身についていきますし,過去問の分析をしておけば,答練で添削された答案が返却された時に「ここは点が付いているけど原則論を飛ばしてしまったので本番だったら減点されている可能性があるな」「ここは予備校の採点基準だと点が付いていないけど,理屈は通っているし本番だったらもう少し点はもらえるだろう」みたいな感覚が分かって来ると思います。

私の同級生を見ると,答練を受けていない人よりも,答練を受けていた人のほうが,圧倒的に合格率は高かったです(答練を受けていない人は勉強があまり進んでいなかったために受けていなかったからかも知れませんが)。


それから,予備校の答練の質には差はあるものの,それ程大きな違いはありません。

あくまで個人的な感覚ですが,本試験の質が100だとすると,予備校の答練の質はそれぞれ50,45,40・・・という感じで,「どんぐりの背比べ」みたいなイメージです。

また,答練は受験者が多いものを受けたほうが,答練と同じような問題が本試験で出た際に「自分だけ準備していなかったため差を付けられてしまった」というリスクを減らすことが出来ます。

なので,どの予備校の答練を受けるかを決める時には,採点基準だけを気にするのではなく,受験者の数なども考慮して決めたほうが良いと思います。

以上を踏まえると,個人的には辰巳か伊藤塾の答練が無難かな,と思います。

以下詳しくお話します。




私が司法試験の受験生時代に受けていた答練は辰巳法律研究所の答練です。

辰巳法律研究所の答練のメリットは,受験生が多いこと,価格がそれほど高くないこと,解説資料等が充実していることです。


予備校の答練のうち,特に直前期の答練(本試験から半年以内のもの)は,本試験の予想問題的な要素が入ってくるため,他の受験生が受けている答練を受けていないと「他の受験生は入念に準備している問題が本番で出たのに,自分だけ準備していなかったため差を付けられてしまった」という事態になる可能性があります。

また,答練を受ける目的の1つは他の受験生と自分の実力の差を把握して,勉強の方針を立てるという点にありますが(例えば憲法は答練で上位なので勉強時間を少なめにして,民法は答練で下位なので勉強時間を多めにする,といった方針を立てるのに役立ちます。),その場合受験生の数が多い答練のほうが全受験生の中での自分の位置が把握しやすいです。

そのため他の多くの受験生が受けている答練は受けられるのであれば受けておいたほうが良いと思います。

ただ,最近司法試験に合格した司法修習生の話を聞いていると「辰巳ではなく伊藤塾の答練を受けた」という人も結構増えてきたような気がします(私の周りだけかも知れませんが)。

なので,伊藤塾の答練を受けるか,辰巳の答練を受けるか迷った場合には,周りの受験生にもどの答練を受けているかを聞いてみたり,資料を取り寄せて自分にどちらが合いそうか考えた上で決めたほうが良いかも知れません。




私が受験生の時に,私の周りで辰巳法律研究所の次に受験者が多かったのが伊藤塾の答練です。

伊藤塾の答練の特徴としては,問題や解説の質は高いものの,価格が高いという傾向があります。

私がどの答練を受けるか迷った際,伊藤塾の答練を受けている人から問題や解説資料を見せてもらったことがあるのですが,問題も解説も参考答案も相当しっかりしている,という印象でした。

そのため,伊藤塾の答練を受けるか迷ったのですが,辰巳の答練よりも費用が高めで,かつ受験している人が私の周りでは少なかったため,結局私は伊藤塾の答練は受けませんでした。

ただ,先程もお話したとおり最近の司法修習生の話を聞いていると「伊藤塾の答練を受けていた」という人が増えてきたような気がしますので,お金に余裕があって,質の高い答練を受けたいといことであれば伊藤塾の答練もおすすめです。

私の同級生でお金と時間に余裕がある人の中には,辰巳法律研究所と伊藤塾の答練の両方を受験している人もいました。






私の同級生の一部のグループは早稲田セミナーの答練を受けていました。

早稲田セミナーの答練の特徴としては比較的費用が安め,というところでしょうか。

私がどの答練を受けるか迷った際,早稲田セミナーの答練を受けている人から資料を見せてもらいましたが問題や解説の質は中くらい,という印象でした。

早稲田セミナーの答練を受けていた同級生のグループの合格率は良かったので,安めの答練を大量に受けたいという人であれば早稲田セミナーの答練も選択肢に入れて良いと思います。




他に大手の予備校としてはLECがありますが,私の周りでLECの答練を受けていた人がいないためLECの答練についてはよく分かりません。ごめんなさい。

ただ聞いた話では費用は安めらしいですし,旧司法試験時代からの実績があるので,LECの答練を使っても問題はないと思います。

例えば他の予備校の答練にプラスして他の答練も受けてみたいというような場合にはLECの答練も選択肢に入れて良いのではないかと思います。


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