2017年07月29日

■中小企業診断士は会社の経営に関する資格


「社会保険労務士」と同様に,社会人に人気なのが「中小企業診断士」の資格です。

「中小企業診断士」は名前からは分かりにくいのですが,中小企業向けMBAのような資格です。

MBAは,楽天の三木谷社長などの大企業の経営者がこぞって持っている経営学の修士ですね。

ただし,MBAが経営大学院の「学位」であるのに対し,「中小企業診断士」は「国家資格」であるという違いがあります。



「中小企業診断士」試験の勉強では,会社の経営に関する幅広い知識を学ぶことになります。

具体的には,企業経営理論財務・会計,運営管理,経営情報システム,経済学・経済政策,経営法務などの勉強をすることになります。

そのため,「中小企業診断士」の試験の合格者は,経営コンサルトの仕事をする人もいますし,会社内で企業内診断士として働く人もいます。


実際に企業に勤務していて役に立つ知識を学びながら,しかも国家資格まで得られ,将来的には独立も可能な資格であるという点が人気の理由でしょう。


経験の少ない若い人よりも,40代から50代の,会社で様々な経験を積んで,幅広い人脈を持った人のほうが,経営コンサルトとしては成功しやすいと思います。



中小企業診断士の仕事を知りたい人は「中小企業診断士の「お仕事」と「正体」がよ~くわかる本」という本を読んでみると,よりイメージができるようになると思います。

●ISBN-10: 479803844X



■「中小企業診断士試験」の難易度


「中小企業診断士試験」の難易度は,法律系資格の中では「真ん中」くらいです。

一般的に1000時間以上の勉強時間が必要だと言われています。


とは言っても受験生の多くは社会人ですから,しっかりと方法を間違えずに勉強をすれば1年~2年程度で取得できる資格です。

次回は,「中小企業診断士試験」の勉強方法についてお話をしたいと思います。

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「社会保険労務士試験」の勉強方法ですが,独学で勉強できる自信がない人はスクールを利用するのが良いでしょう。

何を勉強すれば良いのかをスクールが指示をしてくれますし,スクールを利用したほうが勉強も続きやすいと思います。


ただ,勉強時間をとにかく少なくしたいという人で,独学でも頑張れるという人は,独学のほうが早く合格できる可能性があります。



独学で勉強をする場合,まず信用できるテキストが必要になりますが,TACの「みんなが欲しかった! 社労士の教科書」 (旧「ナンバーワン社労士 必修テキスト」)か,ユーキャンの「社労士 速習レッスン」のいずれかを使うと良いと思います。

●ISBN-10: 4813267807

●ISBN-10: 4426609089


ただし,これらのテキストを全て暗記しようとすると挫折すると思います。

というか,これらのテキストは1000頁くらいあるのですが,1000頁もあるテキストを暗記するなんて特殊能力者でもない限り無理です。

では,どうすればよいか。


おすすめの勉強法としては「過去問題集と平行して勉強をする方法」です。


過去問題集もいろいろ出版されていますが,i.D.E.社労士塾の「条文順過去問題集」が一番使いやすいと思います。

●ISBN-10: 4903701654




「過去問題集と平行して勉強をする方法」は具体的に以下のとおりです。

(1)テキストを1単元(10~20頁程度)に区切って読む

(2)テキストを読んだ箇所の過去問を解いてみる

(3)過去問に出てきた知識については,テキストにマーカーを引いておく

(4)マーカーを引いてある箇所(過去問で聞かれている箇所)を中心にテキストを読み込んでいく


この勉強方法は司法試験でも採用している受験生が多いのですが,飽きにくく,勉強効率も良いです。



試験直前期になったら,テキストのうち,マーカーが引かれている部分を中心に読んでいくと,過去問で出てきた知識を一気に復習できるから便利なんですよね。



社会保険労務士試験に限らないことですが,まず「過去問」を制することが合格への1番の近道です。

なぜなら,資格試験の多くは,毎年の試験問題の難易度にバラツキが出ないように,過去問で出題したのと同じような知識を,手を変え品を変えて出題してくることが多いからです。

そのため,テキストを読む際も「過去問で何が聞かれているのか?」を意識しながら読んだほうが,はるかに勉強効率が良いんですよね。

独学で勉強する場合には,是非「過去問題集と平行して勉強をする方法」を試してみてください。



この「過去問題集と平行して勉強をする方法」でテキストと問題集を何周かしたら,スクールの模試や答練を受けて,しっかりと復習して穴を埋めておくとよいでしょう。


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■「社会保険労務士」は会社員や公務員に人気の資格


サラリーマンに人気な資格の1つに「社会保険労務士」があります。

「社会保険労務士試験」の受験者の6割程度が会社員または公務員なんですよ。


なぜ「社会保険労務士試験」が人気なのか?

それは「社会保険労務士」の資格が仕事でも役に立つだけでなく,転職にも有利だからなんです。



そもそも「社会保険労務士」って具体的にどんな仕事をする人なのでしょうか。

「社会保険労務士」は,おおまかに労働局や年金事務所などに出す各書類を作成したり,細かい給料計算を行ったりしていることが多いです。

会社の一社員としてこういった仕事をしている社会保険労務士もいますし,独立して自ら社会保険労務士の事務所を経営して,他の会社から業務を請負っている社会保険労務士もいます。


労働局や年金事務所などに出す各書類や,給与計算って,やったことがある人だと分かると思うのですが,かなり細かい知識が必要なんですよね。

労働関係の規則や,年金の仕組みが分かっていないとこういった仕事をするのは結構大変なんです。

弁護士の私も年金の細かいシステムについては社会労務士の先生に教えてもらいながら仕事を進めることがあります。

労働関係の細かい規則や,年金の仕組み,補助金の制度なんかについては弁護士よりも社会保険労務士の先生のほうが詳しいということが多々あります。

このように「社会保険労務士」の資格を持っていると,「労働関係の法律や年金の制度に詳しいんだな」という信頼を得られるので,転職でもアピールポイントになりますし,転職をしない場合でも会社から重宝されたりするんです。


そのため,キャリアアップのために「社会保険労務士」の資格を取るサラリーマンが多いんですよね。



ちなみに先程も少し触れましたが,「社会保険労務士」の資格をとった後に独立して事務所を開設する人も少なくありません。

独立している社会労務士の先生の聞いたところ,顧客を上手く開拓できれば年収3千万円くらいまではいくそうですよ。


社会保険労務士の仕事の内容を詳しく知りたい人は「社労士の「お仕事」と「正体」がよ~くわかる本」という本に,社会保険労務士の仕事の内容が分かりやすく書かれているのでおすすめです。

●ISBN-10: 4798045802


■「社会保険労務士試験」の難易度


「社会保険労務士試験」の難易度は,法律系資格の中では「真ん中」くらいです。

一般的に1000時間くらいの勉強時間が必要だと言われています。


1年で合格するためには1日3時間弱,2年で合格するためには1日1時間弱くらいの勉強時間が必要になります。


ただし,これよりもずっと短い勉強時間で合格する人もいます。

そこで,次回は「社会保険労務士試験」の効率的な勉強法についてお話をしたいと思います。

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