2019年05月24日


司法試験・予備試験の問題集・参考書等の改訂と買替えのタイミングについて質問がありましたので,個人的な考えについてお答えしたいと思います。

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お忙しい中質問失礼します。 
問題集や参考書の改訂版の取り扱いはどのようにしたらよいでしょうか?大きな改訂の時には買い換えるのがいいんでしょうか? 
何卒よろしくお願いします。
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司法試験の問題集,参考書,基本書などについては,私は基本的に改訂があった際には買い換えるようにしていました。

改訂の際に買い換えて置かないと,勉強をしている時にたまに「この論点は確か新しい判例があったような・・・。別の本で調べるか。」というような二度手間が発生することがあるからです。

また,何かと心配事が多い受験生としては,出来るだけ新しい基本書等を使っていたほうが「旧版を使っていて大丈夫だろうか・・・」という心配がないので,精神衛生上も良いです。

なのでお金に余裕があれば,自分が使っている問題集,参考書,基本書などについて改訂があった場合には買い換えることをお勧めします。


もっとも,いくら問題集,参考書,基本書を買い換えても新しい判例は毎年のように出ますし,法改正も細かいものを含めると毎年のようにありますので,改訂の際に買替えをしても万全という訳にはいきません。

また,自分がメインで使っている問題集,参考書,基本書がなかなか改訂されないということもあります。

そのため,司法試験・予備試験の直前(1~2ヶ月前)になったら,重要な最新判例や法改正についてはチェックしておきましょう。



重要な最新判例のチェックの方法としては「重要判例解説」という判例集を買って勉強する,という方法があります。

●平成30年度重要判例解説

ただ,この重要判例解説は読むのが結構大変なんですよね。

しかも重要判例解説には実務的に重要な判例ではあるものの,司法試験・予備試験的にはあまり重要ではない判例も載っていたりと,受験生から見ると無駄な部分もあります。。

辰巳法律研究所の「ハイローヤー」という雑誌や,法学書院の「受験新報」という雑誌で,受験生にとって重要な最新判例をまとめた特集や,法改正をまとめた特集が組まれることがありますので,そういったものを活用したほうが効率的だと思います。

●ハイローヤー

●受験新報


また,本試験直前に予備校の模試を受けると,付録で重要な最新判例は改正点をまとめた資料がもらえることもありますので,そういったものを活用するのも良いと思います。



それから,先程「司法試験の問題集,参考書,基本書に改訂があった場合,買い換えたほうが良い」というお話をしましたが,使い慣れた基本書等について,本試験に近い時期に改訂があったような場合には,買替えをしないほうが良い場合もあります。

というのも,受験生によっては,問題集,参考書,基本書に書き込みをしてノートのように使っている人がいますが,買い換えると書き込みを書き写す作業が面倒なんですよね。

私もPDF化した基本書等に書き込みを沢山していたのですが,買替えの時に書込みを移動する作業が面倒でした。PDFのデータなので,書き込みのテキストをコピペしていくだけなのですが,それでも結構時間がかかります。

本試験の直前に書込みを写す作業なんてやってる時間はありませんので,基本書等に大量に書込みをしている人は,試験が近い時期は買替えはしないほうが良いでしょう。


【アクセスの多い記事】
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司法試験・予備試験における民法改正への対応について,また質問がありましたので回答したいと思います。
なお,司法試験・予備試験における民法改正への対応については「●司法試験における民法改正への対策について」という記事でも書いていますので,そちらも参考にしてみてください。

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お忙しいところ一つ質問いたします。 
私は2020年以降の司法予備試験ルートを目指しています。その際、改正された民法に関してはどういった対策をとればいいでしょうか。特に、論文の対策についてお聞きしたいです。 
なにとぞよろしくお願いします。
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割り込み失礼します。 
民法の論文ですが、たつみのnewえんしゅう本は債権法改正に対応しているようですが、コンテン堂の立ち読みサンプルを見てもイマイチな感じがします。 
趣旨・規範ハンドブック3民事系民も一応改正に対応していると書いてありますが完全対応ではない様です。 
上手くやるには改正前は前で学んで改正後の書籍が出たらやり直すのが良いのではないでしょうか。 
たつみに聞いたら、改正後の物は脚別本やアプリも来年まででないみたいです。 
又、資格スクエアのアプリは改正後に対応していますからそれをやっています。 
専門家からするとどう対応されるでしょうか?
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「●司法試験における民法改正への対策について」という記事でも書きましたが,私が初学者から対策をするのであれば,以下のとおりの流れで学習をすると思います。

・入門書(民法改正に対応したものが複数出ています)を読む
・論文問題集(民法改正に対応していないものでも仕方ない)で論文で問われる可能性がある論点を把握する。

・民法の改正点をまとめた薄めの本で改正点をチェックする
・民法改正に対応した択一式問題集をやる。 資格スクエアのアプリ でも良いと思います。
・論文式については法改正に対応した論文式問題集が出版されればそれを使う。法改正に対応した論文式問題集で良いものが出てこない場合には,既存の問題集のうち,民法改正で影響を受ける部分について,自分であればどう書くか,という自分なりの答案例を作ってみる。また,答練やハイローヤー・受験新報などの受験雑誌で民法改正対策の特集が組まれた場合には,それを買って民法改正に向けた論文対策をする。
・試験直前期には,論文式試験・択一式試験で改正部分が問われるとすればどの部分か,ということは予備校が分析するので,予備校の出題予想が整理された本(毎年,司法試験の直前期に出版されます。)を買ったり,答練や直前模試の付録を使って,出題が予想される改正部分についてきちんと復習をしておく。


上記のとおり,ある程度勉強が進んできたら,論文式問題集をやる際に,論文式試験問題集で出てきた条文を新旧対照表で引いてみて,改正があれば改正点に関する書籍を読みつつ自分なりの答案例を作ってみると良いと思います。



最近私が入手した民法改正関連の本の中では,東京弁護士会の「事例にみる契約ルールの改正のポイント」という本が分かりやすかったですが,内容が少し実務寄りかも知れません。

最近また民法改正関連の本が増えてきましたので,本屋さんで見比べてみて,自分のレベルに合ったものを買うと良いと思います。

●事例にみる契約ルールの改正のポイント



旧法下の民法がある程度分かっている旧受験生の立場から見ると,民法改正について,論文式試験についてはそれ程心配する必要はないだろう,というのが個人的な意見です。

というのも,論文式試験については,本試験で六法が貸与されますので,きちんと六法を引けば,旧法を前提に間違った答案を書いてしまう,という事態は起こらないはずだからです。


特に今回の債権法改正は(会社法が作られた時とは異なり),新たに論文式試験用に暗記をしなければならない論点が増えた訳ではなく,判例等を条文化した改正が多いため,改正点が良く分かっていない場合でも,六法をきちんと引いて,条文を良く読んで,事例に条文をきちんと当てはめて結論を出すことが出来れば,合格点が取れるケースは多いと思います。

そのため,論文式試験についてはそれ程恐れる必要はないと思います。



むしろ,問題は論文式試験よりも短答式試験のほうです。

短答式試験では六法は貸与されないため,どこが改正点なのか頭に入れておく必要があります。

しかも,短答式試験では論文式試験と異なり,細かい条文についても問われますので,改正点についてはそれなりの準備が必要になってきます。

また,短答式対策については,旧法下の問題を解きすぎると,旧法と改正法を混同してしまう可能性がありますので,出来れば最初から改正法に対応した問題集を使いたいところです。


民法改正に対応した短答式の問題集としては法学検定試験委員会の「債権法改正対応 民法択一問題集」がありますが,初学者向なので,使うのであれば,各予備校が民法改正に対応した問題集を出すまでの「つなぎ」として使うと良いと思います。

●債権法改正対応 民法択一問題集

現時点で他に各予備校から民法改正に対応した書籍は出ていないようなので(もしあればどなたか教えてください。)例年の出版時期を踏まえると,各予備校から民法改正に対応した短答式問題集が出るのは9月~10月頃になってしまうかも知れません。


今回教えていただいた資格スクエアのアプリを使ってみましたが,使い勝手が良いですね。


●資格スクエア


試しに各分野10問くらい解いてみましたが,司法試験合格から数年経った私でも9割以上正解出来たので,問題の内容は基本的なものだと思います。考えれば正解にたどり着けるものも多く,良問だと思います。

問題数は395問+451問=846問と若干少なめですが,初学者にとっては挫折しにくいボリュームで丁度良いのではないでしょうか。

こちらも使う場合には,各予備校が民法改正に対応した問題集を出すまでの「つなぎ」として使うと良いと思います。

私が現在の受験生であれば,民法の短答式対策としては,取りあえず民法については「債権法改正対応 民法択一問題集」や資格スクエアのアプリを使って基本的知識を入れていき,9月~10月頃に各予備校から民法改正に対応した過去問集が出たらそちらに切り替えると思います。


前記のとおり,司法試験・予備試験における民法改正への対応については「●司法試験における民法改正への対策について」という記事でも書いていますので,そちらも参考にしてみてください。


【アクセスの多い記事】
司法試験の勉強方法,おすすめの参考書や問題集(総論)
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2019年05月10日

論文式試験問題集の使い方や勉強の進め方について質問をいただきましたので私見についてお答えしたいと思います。


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私は1年で予備試験合格を目指しているものです。質問が2つありご教授いただけたら幸いです。
まず1つ目、試験対策問題集予備試験論文を読んだり、参考答案を写したりする際に、問題集の中で出てきた問題は解けるようにした方がいいのか、それとも知識のインプットができればいいのかどちらでしょうか?
2つ目に、1年で予備試験、その来年に司法試験があるとするとどのようなスケジュールを立てればいいでしょうか?短答対策はその科目の論文対策が終わった後すぐにやる方がいいのか、それとも年明けからまとめてやる方がいいのか、論文問題集の読み込み・過去問分析・短答対策にどれくらいをかければいいのかなどを迷っています。個人差があることや勉強の進み具合によって変わるのは承知していますが、あくまで理想的なスケジュールということでいいので教えて頂けると嬉しいです。
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  • ●論文式試験問題集の使い方について

論文式試験問題集を使う場合,重要論点については参考答案と同じような内容の文章を書けるようにしておいたほうが良いです。

というのも,少なくとも重要論点について参考答案と同じような内容の文章をスラスラと書くことが出来ない程度のレベルだと,本試験で合格点を取れない可能性が大きいからです。

「予備論文問題集」に関して言えば問題数が少ないので,全ての問題についてて参考答案と同じような内容の文章を書けるように訓練をしておいたほうが良いと思います。

丸暗記をする必要まではありませんが,参考答案に出てきた「規範」と「定義」は本試験までに正確に書けるようにしておくべきです。暗記に自信がない場合には答練や試験直前の1週間~2週間程度で正確に暗記できるように予め準備をしておくべきです。

私は暗記が苦手だったので,覚える事項をパソコンでまとめたり,電子書籍化した書籍のうち覚える箇所に印を付けておいて,答練の直前と本試験の直前に一気に暗記をするようにしていました。









  • ●勉強のスケジュールについて

今から1年後の予備試験合格を目指すとすれば,時間的に厳しいので私であれば以下のようなスケジュールを組むと思います。

スケジュールはあくまで予定なので,勉強の進み具合によって適宜調整をしていきます。


  • ○論文式試験対策

  • 《今から7月頃まで》

・「試験対策問題集 予備試験論文」(憲・民・刑・商法・民訴・刑訴・行政7科目)を何回か読む。あるいは,「試験対策問題集 司法試験論文」のAランクの問題(それぞれ30問程度)を何回か読む。

・法律実務基礎科目対策として,「伊藤塾試験対策問題集 予備試験論文」の「刑事実務基礎」と「民事実務基礎」を何回か読む。

・7科目については出来ればこの時点で参考答案と同じような内容の文章を書けるようにする(結構大変ですが)。

・法律実務基礎科目については,この時点では完成度が低くてもあまり気にしない。



  • 《8月から9月頃まで》

・少なくとも過去5年分程度の予備試験の論文式試験の過去問を実際に解いて答案を作成し(最初はまともな答案が書けなくても気にしない),辰巳法律研究所の「ぶんせき本」を読んで,自分の書いた答案の良い箇所,ダメな箇所をピックアップする作業を繰り返す。全く答案が書けない場合には基本書や問題集等を参照しても良いのでとにかく自分で答案を作るという作業をしてみる。

・余裕があれば予備校の答練を受けて復習をする。ただし普通の人であれば「試験対策問題集 予備試験論文」又は「試験対策問題集 司法試験論文」の理解度がまだ低いと思うので,その場合は「試験対策問題集 予備試験論文」又は「試験対策問題集 司法試験論文」を読みながら分からない部分について基本書や予備校本などを読んで,論点に関する理解を深めていったほうが良いと思います。


  • 《10月から1月頃まで》

・余裕があれば予備校の答練を受けて復習をする。ただし,過去5年分程度の予備試験の論文式試験をやり終わっていない場合や,「試験対策問題集 予備試験論文」又は「試験対策問題集 司法試験論文」の理解度がまだ低いと感じる場合には,答練を敢えて受験せずに,過去問の分析や,論文問題集を分からない部分について基本書や予備校本などを読むという勉強をしても良いと思います。


  • 《2月頃から6月頃まで》

・勉強が多少遅れていても遅くともこの頃には予備校の答練を受験して復習するという勉強を開始する(司法試験予備試験用六法だけを使って基本書などを見ずに時間内に答案を作成できるように訓練をする)。点数が悪くても復習をすることが大事なので,答練を通じて知識や理解に穴があると感じた部分は基本書や予備校本を読む等してきちんと復習をしておく。



・この頃に全国模試があるので受験する。

・答練や全国模試の結果を見ると,自分の不得意な科目や分野がはっきりしてくると思うので,苦手分野を中心に復習をしていく。

・論文プロパーの基本的な知識に不安を感じたら,伊藤塾の「新ステップアップシリーズ」等,薄めの参考書を読んで知識に穴や不十分な点がないか確認し,穴等があれば補充する(この時期になって勉強の範囲を広げすぎると逆に基本的な部分が疎かになってしまう可能性があるので,勉強の範囲を基本的な事項に絞っていったほうが合格出来る可能性が上がることが多いです。)。

・余裕があれば予想答練を受験して復習をしておく。


  • 《6月中旬から本番まで》

・規範や定義を正確に覚えていない場合には,伊藤塾の「試験対策問題集 予備試験論文」「試験対策問題集 司法試験論文」の復習をしたり,辰巳法律研究所の「趣旨・規範ハンドブック」などを使うなどして規範や定義を出来るだけ正確に暗記していく。ただし,「趣旨・規範ハンドブック」の中には出題頻度が低いものも含まれているため,時間的な余裕がない場合には「★」マークがついている箇所など,重要なものを中心に暗記をしていく。

・例年,辰巳法律研究所の「ハイローヤー」という雑誌で「予備試験論文試験直前期『ヤマ当て』」という特集が組まれるので,買って読んで準備不足の論点がないかチェックをし,不足があれば知識・理解の補充をしておく(公法系と刑事系はヤマが当たることが結構あります。)。

・その他は「6月以降」と同じ。


  • 《本番が終わったら》

・本番が終わったら自分が何を書いたのか忘れる前に必ず再現答案を作っておく(もし不幸にも不合格となった場合,再現答案を作っていないと何故不合格となったのかという分析が出来ず,次年度も不合格となってしまう可能性が高くなってしまうからです。)。


  • ○短答式試験対策

  • 《今から3月頃まで》

・辰巳法律研究所の「肢別本」か「司法試験&予備試験短答過去問パーフェクト」,スクール東京の「司法試験・予備試験 短答 過去問集」などから,自分の好みの問題集を買い(取りあえず1種類で良い),3月頃まで少なくとも3回,できれば5回は回せるようなスケジュールを組み,1日に解く問題数を決めて解いていく(余裕を持って解けた問題には印を付けておいて次回以降は飛ばすようにして時間を節約する。)。

・最初のうちは,1日目に「第1問から第50問まで」をやったとしたら,2日目に1日目の復習として「第1問から第50問まで」をやり,さらに「第51問から第100問まで」やるというふうに,短期間で復習を入れると記憶に残りやすいと思います(短答式試験対策はとにかく反復をして覚えていくという「作業」です。)。



・余裕があれば答練を受ける。ただし,短答式に関しては過去問が解けるようになれば合格点は取れるので無理をして答練を受験する必要はないと思います。短答式の答練を受験する主なメリットは受験生の中の自分の立ち位置を把握して,スケジュールを修正していく(苦手科目に多く時間を配分する等)点にあります。

・短答式試験対策はとにかく反復をして覚えていくという「作業」です。

・なお,時間不足に陥る可能性がある場合には,体系別の問題集ではなく,年度別の問題集を買っ た上で「30年度を解けるようになったら29年度をやる。29年度が解けるようになったら28年度をやる・・・。」という方法を取ると,途中で終わってしまったとしても全範囲を網羅的に勉強することが出来ますが,体系的に知識を入れることが出来ないので効率はあまり良くありません。

・「肢別本」で短答式の知識をインプットした場合,肢の切り方の訓練が出来ていないので,答練を受けるか,年度別の短答式問題集を買って数年度分の過去問を解いてみて,肢の切り方に慣れておく。



  • 《4月以降》

・4月頃から5月頃にに全国公開模試があるので受験し,きちんと復習し,模試と同じ問題が出た際に対応できるようにしておく。




  • ○一般教養

・一般教養については過去問を解いてみてそれなりの点が取れそうであれば対策をしなくても良いと思いますが,点が全く取れないような場合には予備校の一般教養対策講座を受ける等をして対策をしておいたほうが良いと思います。ただし,時間をかけすぎても時間に見合った効果は上がらないと思いますので,法律分野の勉強とのバランスに注意をしたほうが良いと思います。



以上が私が考えるスケジュールですが,おそらく実際にやってみた際には,進捗に応じてスケジュールを変えていくと思います。

私は受験生時代にエクセルで本試験までの総勉強時間と,各科目及び分野毎の勉強の進み具合を整理していて「短答式対策が遅れがちなので勉強時間を増やそう」とか「刑法と刑訴の論文については答練で毎回それなりの点が取れているので勉強時間を減らして他の科目に充てよう」とか常に時間配分を調整していました。

自分でスケジュールを管理するのが苦手な人は予備校のパックになっている講座を受けるとペースメーカーになると思います。ただし,集中力がない人が何も考えずに予備校のパック講座を受けるとダラダラと講義を受けるだけになってしまい逆に効率が悪くなってしまうことがありますので,全てを予備校任せにするよりも,自分の頭で考えてスケジュールを組んだり臨機応変に変更していったほうが効率的に勉強が出来ると思います。


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