大学在学中の予備試験・司法試験の合格を目指す場合について

コメント欄で質問をいただきましたのでお答えしたいと思います。

――――――――――――――――――――――――――
高校3年生の者です 
大学に在籍している間に予備試験に合格し、司法試験にも合格したいと考えています。 
今の進み具合は伊藤真の○○入門を8冊それぞれ1回ずつ読んだ程度で、これから伊藤真のファーストトラックシリーズを読んでいこうとしている所です。 
管理人さんなら今からどう言った計画を立てられるでしょうか。 
大学の入試などは考慮しないでお願いします。
――――――――――――――――――――――――――

高校生から予備試験受験の準備をしているようで,意識が高い方ですね。

入門書は一通り読んで,これから伊藤真のファーストトラックシリーズを読むということなので,ファーストトラックシリーズを読み終われば,何となく各科目の全体像のイメージがぼんやりとでも掴めるのではないかと思います。


入門書を読み終わった後は,独学で勉強を進められる自信があるのであれば,「●司法試験の勉強方法,おすすめの参考書や問題集(総論)」という記事で記載したとおり, 

(ア) 「伊藤塾試験対策問題集」などの問題集を買って,ケース以外の基本問題の参考答案を読んだり,写経したりした上で,慣れて来たら問題文を読んで自分で答案を書いてみる。

(イ) 問題集を使っていて分からないところが出てきたら,基本書や予備校本,判例集などの該当箇所を読んで自分の頭で考えてみる。

(ウ) 短答式については自分に合いそうな過去問題集を買ってきて問題を解いて,分からなかった問題の解説を読むということをひたすら繰り返す(最初のうちは問題文を読んでも解答が分からないことも多いと思うので,問題文を読んだ後にすぐに解説を読んでも構いません)。解説を読んでも分からないことは基本書や予備校本,判例集などの該当箇所を読んで自分の頭で考えてみる。

(エ) (ウ)と平行して辰已法律研究所の「司法試験予備試験 論文本試験 科目別・A答案再現&ぶんせき本」などを買ってきて,予備試験の論文式の過去問の答案を作ってみて,上位答案と自分の答案を見比べて,自分に足りないものが何かを研究し,弱点を補強してく。

(オ) 本試験が近くなってきたら予備校の答案練習会・模試を受験し,きちんと復習する。

という流れで勉強を進めると思います。


また,まだ高校生で大学在学中の合格を目指しているということですので,比較的時間に余裕があると思いますので,独学に不安あり,かつ予算的に余裕があれば司法試験予備校のパックになっている講座を申し込むと,自分を強制的に勉強させる動機付けにもなりますし,勉強のペースメーカーにもなると思います。

スケジュールとしては,出来るだけ早期(大学2年生,大学3年生)での予備試験の合格を目指し,大学4年生までに司法試験に合格することを目指すと良いと思います。

各予備校の講座の中にも1年~2年程度の勉強期間で予備試験の合格を目指すコースが用意されているはずです。


試験勉強については,各科目ごとの勉強方法や(刑事訴訟法,行政法がまだ未完成ですが・・・)スケジュールについての記事を書いていますので,そちらも参考にしてみてください。






「●司法試験・予備試験の論文答案が書けるようにならない場合について

「●予備試験における法律実務基礎科目について



【アクセスの多い記事】
司法試験の勉強方法,おすすめの参考書や問題集(総論)
民法の勉強方法とおすすめの民法の基本書や参考書など(その1)
民法の勉強方法とおすすめの民法の基本書や参考書など(その2)
刑法の勉強方法とおすすめの刑法の基本書や参考書など
憲法の勉強方法とおすすめの憲法の基本書や参考書など
会社法・商法の勉強方法とおすすめの商法・会社法の基本書や参考書など
民事訴訟法の勉強方法とおすすめの民事訴訟法の基本書や参考書など
刑事訴訟法の勉強方法とおすすめの刑事訴訟法の基本書や参考書など
/////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////




Comments(0) |  │   (15:09)