■「宅地建物取引士」はコストパフォーマンスが良い資格


「宅地建物取引士」転職を考えている人にとって非常にコストパフォーマンスが良い資格です。

なぜコスパが良いかというと,少ない勉強時間で合格できる割に,「宅地建物取引士」の資格を持っていると転職しやくなったり,資格手当が付いたりすることが多いんですよね。


アパートを借りたことがある人は「宅地建物取引士」の仕事がイメージしやすいと思います。

不動産会社には5人に1人といった割合で「宅地建物取引士」を置かないといけないことになっています。

そして,アパートなどの賃貸の契約の時などに不動産会社は「重要事項の説明」をしなければならないのですが,この「重要事項の説明」は「宅地建物取引士」でないと出来ないんですよ。

ですから不動産関係の会社には「宅地建物取引士」は絶対に必要なんです。

ですから,「宅地建物取引士」の資格を持っていると,不動産関係の会社に転職するのに有利なんですよね。



しかも,「宅地建物取引士」の中には不動産関係の会社に転職して不動産関係の仕事を覚えた後,独立をして自ら不動産関係の会社を経営する人もいます。

不動産事業ってきちんと経営ができれば今でも儲かる仕事なんです。

アパートやマンションの賃貸を仲介すると,家賃1ヶ月分くらいの仲介手数料がかかりますよね。

家賃10万の物件であれば,10件仲介して100万,1000件仲介して1000万!


不動産業の仕事は「賃貸」の仲介だけではありません。


不動産の「売買」の仲介の場合,仲介報酬もっと高いんです。

たとえば1500万円の不動産の「売買」を仲介した場合,仲介報酬は51万円!


不動産会社を経営して上手くいけば年収数千万円~数億円も夢ではありません。


宅地建物取引士の仕事を詳しく知りたい人は「こんなにおもしろい 宅地建物取引士の仕事」という本を読んでみることをおすすめします。

●ISBN-10: 4502208310


■「宅地建物取引士試験」の難易度



転職にもメリットがあって,将来独立も可能な資格なので,「宅地建物取引士になる試験って,どれだけ難しいんだろう」と思いますよね。

しかし,「宅地建物取引士」は法律系の資格の中でもかなり合格しやすい試験なんですよ。


実際に私は約2ヶ月間の勉強で「宅地建物取引士」の資格を取りました。

普段テレビを見たり,ゲームをしているような時間を勉強時間に充てて集中して勉強すれば,短期で十分に合格することが可能です。


このように,「宅地建物取引士」は社会人でも仕事をしながら比較的容易に取得できる上に,転職にも有利なのでまさにコストパフォーマンスの良い資格なんです。


「取りあえず転職に向けて資格を取りたいけど,何の資格を取ったら良いかわからない」という人は,最初に「宅地建物取引士」の資格を取ることをおすすめします。


次回は「宅地建物取引士」試験の勉強方法についてお話したいと思います。

●ISBN-10: 4502208310