仕事を辞めて弁護士に転職しました

公務員として数年間働いていましたが、思い切って公務員を辞めて司法試験を受験し、現在は弁護士として働いています。 自分が受験生の時は情報が少なく相談できる人もいなかったため、色々と悩むことも多かったです。 公務員のこと、司法試験のことなどについて、受験生の方に参考になるかも知れないことを書いていけたらと思っています。 質問がある方はコメント欄に記載してもらえれば可能な範囲で回答したいと思います。回答まで時間がかかることが多々ありますがご容赦ください。

仕事を辞めて転職したい人におすすめの資格5:公認会計士試験

前回,「税理士」資格について説明をしましたが,税理士と関連のある資格とし
て「公認会計士」という資格があります。



■「公認会計士」は主に大企業の「監査」を行う


「税理士」は,基本的に依頼者の代わりに税務署に提出する申告書類などを作ったり,税に関する相談に乗ったりする仕事をしますが,「公認会計士」は主に大企業の「監査」を行います。


「監査」の仕事については東芝のニュースを思い出してもらえると分かりやすいと思います。

平成27年に東芝が不正経理・粉飾決算をしていたことが判明して,東芝は経営危機に陥っています。

企業は毎年「決算書(財務諸表)」という書類を作らなければいけないんですよね。

決算書は金融機関が融資をしたり,投資家が投資をしたりする際に参考にするので,決算書の内容に嘘が書いてあると,周りにものすごい迷惑がかかるんですよ。

そこで不正経理や粉飾決算を防止するために,公認会計士の資格を持った人が集まった「監査法人」が「監査」という形でチェックをすることになっているんです。



そのため「税理士」が個人事業主や中小企業を相手に仕事をすることが多いのに対し,「公認会計士」は大企業を相手に仕事をすることが多いという違いがあります。



「公認会計士」は基本的に不正を防止するために「監査」をする仕事ですから,正義感がある人に向いています。

一般的なサラリーマンをしていると,会社の中で「これって方法としてマズイんじゃないの?」と思うことがあっても,クビになるのが怖くてなかなか言い出せない雰囲気があったりすることもあります。

実際,私も公務員時代に法律に抵触する運用について上司に何度も文句を言いましたが,「今までこれでやってからいいんだよ。黙ってやれ!」と怒られてしまったことがあります。

しかし,「公認会計士」は「正しいことをしましょう」と言ってお金をもらえるんですね!

なんて素晴らしい仕事!

公認会計士の仕事は責任も重く,大変なことも多いようですが,その分やり甲斐はありますので,曲がったことが嫌いな人には向いている仕事だと思います。


公認会計士の仕事の内容をより詳しく知りたい人は「公認会計士の「お仕事」と「正体」がよ~くわかる本」という本を読んでみると良いと思いますよ。

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■公認会計士の年収や勤務環境


以前は一時的に「公認会計士は就職難」と騒がれていましたが,最近では公認会計士の合格者数も元に戻ってきたこともあり,最近では監査法人も人手不足のようです。

そのため,監査法人に就職すると初任給で500万円から600万円も貰えることが多く,就職して数年で1000万前後の給与になる人も珍しくありません。


決算の時期には残業が多くなりますが,決算以外の時期は普通に有給休暇を取ることもできることが多く,子育てをしながら公認会計士の仕事を続けている女性も多いです。



このように,年収も勤務環境も比較的恵まれている「公認会計士」ですから,社会人になってから公認会計士の試験を受験して転職する人も少なくありません。

とはいっても,「公認会計士」の資格を取ることはそうそう簡単ではありません。


そこで,次回は「公認会計士試験」の勉強方法についてお話をしたいと思います。

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仕事を辞めて転職したい人におすすめの資格4:税理士試験




■税理士になれば転職にも有利,独立もできる


「税理士」という職業は有名なので知らない人のほうが少ないんじゃないですかね。

「税理士」は,基本的に依頼者の代わりに税務署に提出する申告書類などを作ったり,税に関する相談に乗ったりする仕事をしています。

「税理士」の資格を取って企業に転職をして税務・会計の専門家として活躍している人もいますし,コンサルタントの仕事で大きく稼いでいるような人もいますので,仕事の幅は非常に広いんです。


独立をすれば年収数千万円も夢ではない資格ですので,社会人には人気の資格ですね。


税理士が普段どのような仕事をしているか知りたい人は「税理士の「お仕事」と「正体」がよ~くわかる本」という本を読んでみることをおすすめします。

●ISBN-10: 4798046248



■税理士試験は働きながら取得しやすい資格でもある


税理士試験は難しい試験ですが,社会人にとっては取得しやすいように,他の試験とは違った配慮がなされています。

税理士試験は一気に全ての科目を受験する必要はないんですよ。

税理士試験をクリアするためには,合計5科目に合格する必要があるのですが,1回に5科目全てに合格する必要はありません。

たとえば,1年に1科目ずつ受験して,5年で5科目に合格すれば税理士試験に合格したことになるんです。

これは勉強時間を確保しにくい社会人にとっては大きなメリットです。



次回は税理士試験の具体的な勉強方法についてお話をしたいと思います。

仕事を辞めて転職したい人におすすめの資格3:中小企業診断士試験

■中小企業診断士は会社の経営に関する資格


「社会保険労務士」と同様に,社会人に人気なのが「中小企業診断士」の資格です。

「中小企業診断士」は名前からは分かりにくいのですが,中小企業向けMBAのような資格です。

MBAは,楽天の三木谷社長などの大企業の経営者がこぞって持っている経営学の修士ですね。

ただし,MBAが経営大学院の「学位」であるのに対し,「中小企業診断士」は「国家資格」であるという違いがあります。



「中小企業診断士」試験の勉強では,会社の経営に関する幅広い知識を学ぶことになります。

具体的には,企業経営理論財務・会計,運営管理,経営情報システム,経済学・経済政策,経営法務などの勉強をすることになります。

そのため,「中小企業診断士」の試験の合格者は,経営コンサルトの仕事をする人もいますし,会社内で企業内診断士として働く人もいます。


実際に企業に勤務していて役に立つ知識を学びながら,しかも国家資格まで得られ,将来的には独立も可能な資格であるという点が人気の理由でしょう。


経験の少ない若い人よりも,40代から50代の,会社で様々な経験を積んで,幅広い人脈を持った人のほうが,経営コンサルトとしては成功しやすいと思います。



中小企業診断士の仕事を知りたい人は「中小企業診断士の「お仕事」と「正体」がよ~くわかる本」という本を読んでみると,よりイメージができるようになると思います。

●ISBN-10: 479803844X



■「中小企業診断士試験」の難易度


「中小企業診断士試験」の難易度は,法律系資格の中では「真ん中」くらいです。

一般的に1000時間以上の勉強時間が必要だと言われています。


とは言っても受験生の多くは社会人ですから,しっかりと方法を間違えずに勉強をすれば1年~2年程度で取得できる資格です。

次回は,「中小企業診断士試験」の勉強方法についてお話をしたいと思います。

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