質問をいただきましたので、私見についてお答えしたいと思います。

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いつも大変参考になる記事を書いていただき、ありがとうございます。
これまで法律を学んできたことはありませんが、このブログの記事を参考に、法律の勉強を始めました。

さて、司法試験の全科目を1周するペースについて、私も、行政法まで辿り着くなに2年ほどかかってしまいました。自分でも、あまりにも遅いと思います。

具体的な勉強法としては、1つの科目を終えるのに、「伊藤塾試験対策問題集」の「A」ランクの問題について、何らか答案が書けるようになるということを目標として、問題集(BとCの問題を含め)を読んだり、音読したり、書き写したり、わからない箇所を基本書や予備校本で調べたり、関連する判例を読んだりしています。

しかし、問題集を何度読んでも、Aレベルの問題でさえ、簡単には答案を再現できる気がしません。1つの科目で、10回程度は同じ問題集を繰り返し読んでいると思います。その後、「A」ランクの問題について自分で答案を作成して、次の科目に移ります。結果として、1つの科目に3・4ヶ月程度かかってしまいます。

ここで、お伺いしたいのが、「1周する」の具体的な内容です。読んで理解できることを「1周する」というのか、問題演習(=答案を作成する)することを「1周する」なのかということです。

例えば、この記事で「数日から2週間程度で1科目を回せる」と書いていただいていますが、それは、答案作成するということでしょうか。

ただ読むのと答案作成では、負荷が相当異なります。また、最初は答案作成は難しいでしょうが、どこかの時点(過去問演習の前)では、答案を作成する必要が出てくると思います。どの時点で答案作成が必要でしょうか。

同じ勉強を長く続けていると、モチベーションの維持も難しくなるので、勉強法を改善したいと考えています。

大変お忙しいことと思いますが、教えていただけると助かります。
よろしくお願いいたします。
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問題集を回すペースは人それぞれだとは思いますが、一般的には周回するペースは短いほうが、記憶が頭に定着しやすいと思います。

問題集を周回するペースが長いと、2回目に回した時に1回目の時の記憶がほとんど飛んでしまっていて、記憶が定着しにくいと思います。

勉強を周回するペースの早さの重要さについては「超高速勉強法」という本などにも詳しく書かれていますし、その他の勉強法の本などにも書かれていると思いますので、興味があれば勉強法の本なども見てみると良いかも知れません。

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全科目を1周するのに2年もかけるのは、質問者の方がおっしゃっているとおり時間がかかりすぎかなと思います。

どうやったら時間を短縮できるか、私の考えについて書きたいと思います。



  • ◆「Aランク」の問題のみに絞り、「Bランク」と「Cランク」の問題は後回しにする

相談者さんはBランクとCランクの問題も読まれているとのことですが、「司法試験の勉強方法,おすすめの参考書や問題集(総論)」という記事でも書いたとおり、「伊藤塾試験対策問題集」を使う場合は、最初は「Aランク」の問題に絞ったほうが良いです。

司法試験の勉強を始めた時は、不安になって範囲を広げたくなる気持ちは分かるのですが、司法試験・予備試験の論文式試験で合否を分けるのは、「Aランク」レベルの問題であることが多いです。

合格者の中にも実は「Bランク」と「Cランク」レベルの問題にはあまり手が回らず十分に理解できていない、という人は少なくないです。

私の感覚的な話になりますが、以下のような感じです。

上位合格者 
→「Aランク」レベルだけでなく、「Bランク」「Cランク」も理解できている

上位以外の合格者
→「Aランク」レベルの理解はそこそこあるが、「Bランク」「Cランク」については穴がある

不合格者(又は、ギリギリで合格した人)
→「Aランク」レベルの理解も怪しい


そして、司法試験の論文式試験の配点は、「基本的」(Aランク)な部分に配点が多く割り振られ、「基本以外」(BCランク)の部分は配点が小さい、と言われています。

なぜなら、前記のように「合格者」と「不合格者」の違いは「基本的」(Aランク)な部分の理解の差にあることが多く、「基本以外」(BCランク)の部分では合否を決定することは難しいからです。

いまいちピンと来ないかも知れませんが、過去の合格者の優秀答案・上位以外の合格者の答案・不合格者の答案を見比べてみたり、他の人とゼミを組んで答案を採点し合っていると、少しずつそのことが分かってくると思います。

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なので、最初は「Aランク」の問題に絞るべきなのです。

私が「伊藤塾試験対策問題集」をおすすめしている理由の1つは、問題のランク(A・B・C)が付されていて、「Aランク」の問題は各科目30問程度なので、「Aランク」の問題に絞れば短い時間で回しやすい、という点にあります。

単純に「解答例を読む」又は「解答例を写経してみる」という作業であれば、仕事をしている人でも1日2問やれば2週間程度で1科目(30問÷2問=15日)を回せますし、1日の多くを勉強に費やせる人であれば数日で1周させることは可能です。

参考になるか分かりませんが、私が社会人の時は平日は論文式の問題を1日2問やることを目標にしていました。

実際には1つの問題に時間をかけすぎてしまい、1日に2問も出来ないこともあったり、スケジュールどおりに進まないことも多々あって、スケジュールの組み直しを余儀なくされる場面もあったのですが、可能な限り2週間から1ヶ月くらいで1科目を回せるように努力をしていました。

なお、範囲を「Aランク」に絞った場合、「BランクやCランクの論点が本試験で出たらどうするんだ?」と思うかも知れません。

科目や論点にもよりますが、「Aランク」の論点の勉強が進んでくると「Bランク」や「Cランク」の論点も理解しやすくなります。

そのため、勉強が進むにつれて試験直前期に「Bランク」や「Cランク」の論点を一気に詰め込む、という作業がしやすくなります。

また、論文式試験の過去問の演習を繰り返していると「少ない知識で最低限の答案を書く」という技術や感覚が身についてきます。

というのも、本試験では見たこともないような問題や考えたことがないような問題も出題されることもあり、過去問を解いていると、自分が持っている少ない知識で、何とか答案を完成させなければならない、という場面が出てくるからです。

そういった技術や感覚が身についてくると、「Bランク」や「Cランク」の論点が出てきても慌てることが少なくなってきます。

私が司法試験を受験した時も刑事訴訟法でBランクレベルのややマニアックな論点が出題されましたが、私はその論点の答案構成は覚えていませんでした。

しかし「この論点は比較的マニアックな論点だから、他の受験生もたいした答案は書けないだろう。だから、条文の趣旨を使って理由付して、自分なりに規範を立てて、丁寧にあてはめをして、最低限の答案を作れば、そこそこの点はもらえるだろう。」といった感じで落ち着いて対応することができましたし、結果として刑事系の点数は良かったです。

いずれ、最初のうちは「Bランク」や「Cランク」の論点は後回しにしたほうが効率は良いと思います。




  • ◆「1周する」とは「読む」という意味なのか「答案を作成する」という意味なのか

問題集の使い方は自分に合っていれば、「読む」という方法でも、「答案を作ってみる」という方法でも、どちらでも良いと思います。

ただし、当然ですが「答案を作ってみる」という方法は、「読む」という方法よりも時間がかかります。

私は司法試験の勉強を始めた最初の頃は仕事をしており、時間がなかったため、

論文式問題集は基本的に

・問題文を読む

・六法で条文を引いて自分の頭で少し考えてみる

・(ほとんどの場合、よく分からないので)解答例を読んで考えてみる

・答案の書き方を身につけるためにパソコンを使って解答例を写経する

という流れで問題集を使うことが多かったです。

問題集を何周か回した後に、短答式の勉強、過去問の演習などをやっていると、何度やっても自分の中ですっきりしない論点が浮き彫りになってくることが多いです。

その後に、じっくりと基本書や判例集などを読み込むという作業をすると、理解が深まるということが多かったです。


なので、問題集を回すのに時間がかかっているようであれば、

・とりあえず理解が出来なくてもあまり気にせずに何度も読んだり写経をしてみる

・何度も回してみて分からない部分に絞って、じっくりと腰を据えて基本書や判例集などを読んでみる

というほうが効率は良いと思います。

誤解を招く表現かも知れませんが、「論文式試験の問題集を使った勉強」は英語などの語学の勉強に近い部分があると思います。

最初のうちは意味不明な文章の羅列にしか見えない文章が、何度も繰り返し読んだり書いたりして覚える努力をしているうちに「自分の言葉」になってくる、というイメージです。

英語の勉強でも文法などをじっくり覚えるという勉強の他に、「シャドーイング」といって、英語の音声に自分の声を重ねるように発音して英語を覚える、という勉強がありますが、それに近い感じかも知れません。

問題集の問題や参考答案を何度も読んだり写経しているうちに、それが自分の言葉のようになって、少しずつ似たような文章が書けるようになっていく、というイメージです。

やり方は人それぞれだとは思いますが、じっくりやって上手くいかないタイプの人は、最初のうちはあまり深いことを考えずに、何度も読んだり書いたりということを高速で繰り返したほうが結果が出やすいかも知れません(私も最初はどちらかというと、そのタイプでした。)。




  • ◆逆算をしてスケジュールを組むこと

相談者の方は論文式問題集を1周するのに2年ほどかかったということですが、(もともと2年かけて1周するつもりだったのであれば別ですが)、試験日から逆算をしてスケジュールを組んでおいたほうが良いと思います。

実際にスケジュールを組んでみると、本試験までの間にできることは、驚くほど少ない、ということが分かると思います。

予備試験での司法試験でも論文式試験の勉強の他に、短答式の勉強もしなければなりませんし、過去問を解いたり、答練や模試を受験して復習する時間も確保する必要があることを考えると、論文式問題集の1問1問を丁寧に解いていく時間がある受験生のほうが少ないと思います。

「基本書や判例集を見てじっくり考える」という勉強は大切ですが、スケジュールを組んでみて、全ての問題について、その作業をすることが困難であるということが分かった場合には、さらに問題の中で優先順位を付けて、「この論点については掘り下げて勉強をする」「この論点については時間がないのでとりあえず答案の流れと規範を暗記して乗り切る」というような割り切りが必要になってくる場面もあると思います。

ご自身が1日あたり勉強に充てられる時間や、自分の性格(高速で何度も回したほうが頭に入ってくるのか、1問ずつじっくりとやらないと頭に入ってこないのか)等を総合的に考慮した上で、計画を立て、計画に従って勉強を進めていけば「予想外に時間がかかってしまった」という失敗をするリスクは減らせると思います。


私の経験からすると、

・初期の頃は、分からないことがあってもどんどん進めて何度も回す

・ある程度勉強が進んできたら、特定の論点についてじっくりと基本書なので調べる時間を作る

というように段階を踏んだほうが効率は良いと思います。

初学者の頃は基本書をじっくり読んでも理解できないことが多いので、問題集を何度も回してむしろ疑問点を増やしていき、ある程度勉強が進んだら基本書などを読んで疑問をじわじわと解決していく、というほうが頭に入りやすいと思います。




  • ◆答案の型を覚えること・完璧な答案を目指す必要はないこと

質問者の方は「1つの科目で、10回程度は同じ問題集を繰り返し読んでいる」のに、「Aレベルの問題でさえ、簡単には答案を再現できる気がしません」ということです。

普通であれば問題集を10回も読めば、ある程度の答案は書けるようになってくるはずだと思いまが、それにもかかわらず答案を書けないということであれば、いつくが原因が考えられます。


1つは、答案の型をあまり意識していない可能性です。

司法試験・予備試験の論文答案が書けるようにならない場合について」という記事も参照していただきたいのですが、答案がなかなか書けない人は、司法試験の論文式試験の答案の書き方の基本が理解出来ていない可能性があります。

「伊藤塾試験対策問題集」の「はしがき」の部分には,司法試験・予備試験の答案の書き方の基本が説明されています。

答案の書き方が分からなくなった時や答案が上手く書けない時に,この「伊藤塾試験対策問題集」の「はしがき」の部分を何度も読むと良いと思います。


基本的な論文答案の書き方は通常は以下のような流れになります(例外もあります)。

(1)問題文・事案から問題点を抽出する

(2)必要に応じて事案の問題点を指摘する

(3)必要に応じて論点の問題点を指摘する(多くの問題には論点の問題点があります)

(4)規範を立てるための論証をする。その場合,出来るだけ条文の趣旨,法原則,保護法益などを使って理由付けをする。また,例外を論じる際には必ず原則について触れてから例外を論じる。

(5)規範を立てる(規範は基本的に暗記しておく必要があります)

(6)あてはめ。問題文の,規範に関連する事実を拾い上げて,規範との関係でどのような意味があるのか述べる(評価をする)。

(7)結論を書く。必ず問題文に対応する形で。Ex:問題分が「AのBに対する請求が認められるか」という問であれば,「AのBに対する請求は認められる。」「AのBに対する請求は認められない。」という結論になる。


論文式試験では手元に六法があるため、六法で頑張って条文を探せば、少なくとも「何も書けない」ということはそれほどないと思います。

問題集を何回か回していれば、その問題が何条の問題なのか、ということくらいは分かってくると思います。

なので、まず問題文を読んだら手元の六法で問題となりそうな条文を引いてみてください。

そして、条文を読みながら「この問題では、何が問題だったのか」を思い出してみるのです。

そうすると、「条文のこの文言の解釈が問題だったな」とか、「この条文が類推適用できるかどうかが問題だったな」と、何かしら思い出せることがあると思います。

そうすれは、上記の「流れ」のうち(1)~(3)の問題点を指摘の部分については、少なくとも自分の言葉で、何が問題なっているかは、それなりに書けることが多いはずです。


問題点が分かったら、後は理由付けをした上で、規範を書きます。

理由付けは何も思い出せなかった場合には、(科目にもよりますが)問題提起で問題とした条文の「趣旨」を理由付けにするのが便利です。

「なぜこのような条文が存在するのか」ということを考えた上で、「民法○条の趣旨は~~~という点にある。」などと書けば、理由付けとして成立することが多いです。

その後に規範を書きますが、規範は基本的に暗記をしておく必要があります。

特に「Aランク」の問題の規範は、確実に暗記をしておくべきです。

どうしても規範が思い浮かばない場合には、自分の頭で規範を考えます。

論文問題集を何回か読んでいれば、規範が全く思い浮かばない、ということは少ないと思います。

最初のうちは「なんか、こんな感じの規範だったような気がするな・・・」という曖昧な記憶でも良いので、頑張って規範を書きましょう。

規範は試験当日までに覚えていれば良いので、演習の段階では正確に書けなくても特に問題はありません。

規範がどうしても覚えられないという人は、模試・定期試験・本試験の1ヶ月~数週間前から、規範を暗記するための期間を確保しておき、その時に一気に規範を暗記するという方法をとると良いと思います(私はこのタイプでした。)


規範を書いたら後は事実を規範に当てはめるだけです。

事実は問題文に書いてありますから、自分の立てた規範と問題文の事実がどう結びつくのかを自分の頭で考えて書けば良いのです。

このように見てみると答案を書く上で暗記が必要不可欠なのは「規範」だけであり、それ以外の部分は暗記をしていなくても「何とかなる」こともある、ということが分かると思います。

なので、問題集を何度か読んでいれば、少なくとも「それっぽい答案」は書けるようになるはずです。



次に、答案を書けない理由として考えられるのは「完璧な答案を書こう」としているのかも知れない、ということです。

論文式問題集、答練、過去問演習に取り組む際は、必ずしも「完璧」な答案を書けるようにする必要はありません。

参考答案と同じような答案を書けるようにするための「努力」をすることは必要ですが、参考答案と「似たような」、同じ流れ・趣旨の答案が書ければそれで十分ですし、ほとんどの受験生は論文問題集を何度回しても、問題集の参考答案レベルと全く同じレベルの答案を書けるようにはなりません。

むしろ、問題集の参考答案の劣化版のような答案しか書けない受験生がほとんどだと思います。

もし「伊藤塾試験対策問題集」と同じレベルの答案をスラスラと正確に書けるようになれば、司法試験・予備試験で1位を取れてもおかしくないですが、そのようなレベルに達するのはほとんどの人にとっては不可能です。

こういった感覚は、過去の本試験の再現答案を見ると分かると思いますので、早い段階で過去問の演習をしてみるのが良いと思います。

実際に本試験では十分に勉強をしたつもりでも、緊張で暗記したことが出てこない、ということもあったりします。

なので、合格者であっても、全てを暗記をして答案を書いている訳ではなく、その場で六法を引いてあれこれ悩んで考えながら答案を書くという場面も少なくありません。

このように、問題集の解答を作成する際には、問題集の答案を「そのまま再現」しようとするのではなく、問題集の答案と似たような流れ・趣旨の答案を書けるようになれば、それで十分です。

あとは、過去問演習をやりつつ合格者の答案を読んでいけば、問題集の参考答案のうち「この部分は正確に暗記するべき部分」「この部分は自分の言葉で書いても問題はない部分」というのが分かってくると思います。


以上のように、「答案の型を覚える」ということと、「完璧な答案など書けない」というふうに割り切れば、問題集を何度も読んでいるのに、全く答案が書けないということはないと思います。



  • ◆どの時点で答案作成が必要か

論文式問題集について、どの時点で答案作成に取り組むか、というのは先ほどの試験までのスケジュールによって異なってきます。

私は勉強に費やせる時間が少ないほうだったので、「伊藤塾試験対策問題集」については、基本的に読んだり、写経したり、答案の書き方の辞書として使うことが多く、「伊藤塾試験対策問題集」の問題について、じっくりと答案を書くということはほとんどありませんでした。

といよりも、試験までのスケジュールを逆算して立てると、論文式問題集について1つずつ丁寧に答案を書く、という作業ができる人は少ないかも知れません。

そのような場合には、答案作成の練習は予備校の答練、過去問の論文式の演習、同級生とのゼミなどで行い、「伊藤塾試験対策問題集」はあくまでも知識をインプットするためのツール(教科書や辞書と同じような扱い)として割り切って使う、という方法に切り替えたほうが良いかも知れません。


  • ◆さいごに

勉強をどの程度のペースで回すかというアドバイスは、相手方によって変わってくるので難しい部分でもあります。

ただ、今回の質問者の方は、慎重にゆっくり勉強するタイプの人であるように見受けられますので、理解できない部分があっても割り切って、スケジュールをきちんと設定した上で「もっと早いペースで回す」ということを意識したほうが、成績が早く伸びる可能性が高いように思います。

蛇足的な話も多かったと思いますが、また分からないことがありましたらコメント欄に記載をしてください。